最近新しい言語の勉強を始めたので、初めてプログラミングを学んだときにやったことを整理しようと思います。理由は、最初にプログラミングを学んだときの効率が異常によかった記憶があるので、それを再現するためです。

基本書を短時間で1周する

簡単な入門書を1周しました。その時のポイントは

  • そこそこ分量のある入門書を選ぶ
  • 1週間以内に完了させる
  • 書籍にあるコードを実際に打ち込む

です。順を追って説明すると

そこそこ分量のある入門書を選ぶ

これはページ数的に400ページ以上あり、辞書的に検索できるのが望ましいです。ページ数が少ない方がとっつきやすいと思うのですが、あまりに薄い本だと表面上をさらうだけのものや色々と前提知識が必要なものだったりするので要注意です。

ただ、これに関しては個人の主観によるものもあり、分厚ければ良いというものでもないので、Amazonのレビューなんかを参考にするのがよいです。レビューの評価が同程度なら分厚い方を選びましょう!

今回はpythonの勉強をしたかったのでこの書籍を使いました。

1週間以内に完了させる

ゆっくりやってしまっても意味がないので、1週間以内に終わらせましょう。その時のポイントは、 必要のない箇所は飛ばす です。これはプログラミングを学ぶ上ではかなり重要なテクニックで、力の入れどころと抜きどころを見極めないといつまでも時間がかかってしまいます。

例としては、コラムや付録は飛ばすといった感じでしょうか。

書籍にあるコードを実際に打ち込む

プログラミングを勉強するときに陥りがちな罠が「 本を読んだだけで勉強した気になってしまう 」です。特にプログラミングに関しては、本のコードを写生するだけでもいいので実際にコードを打ち込みましょう。サンプルからちょっと変更を加えてみるのも良い方法です。

これは汎用的かはわかりませんが1つ使えるテクニックとして、 分からなくてもコードを打ち込んで動かし、理解はできないけど先に進む という方法です。これは前述の 1週間以内に完了させる という部分にも関連します。

実際になにか作る

ここまで来たら実際になにか作ってみましょう。もし、作りたいものがあればそれを作ればよいですが、「作りたいものがない」という場合は、 paizaラーニングドットインストール がおすすめです。このときのポイントが、「 前項で使った基本書やGoogleを活用して基本を定着させる 」です。

「基本書を短時間で済ませる・分からなくてもコードを打ち込んだら先に進む」の意味はここにあります。初見の言語で、中身をしっかり理解するのは実体験からもしんどいですし、なかなか勉強が進んでる感じもしません。しかし、実際にものを作りながら、基本書を再度読み直すことで、最初は分からなかったことが、理解できるようになります。加えて、一度コードを打ち込んでいると、後から調べようと思ったときに「なんとなくここにこんなことが書いてあったなぁ」という勘所も身についてくるのです。

実際になにか作ることで成功体験ができれば、プログラミングはおおかた身についたと言えるでしょう。

ちなみに今回はこれを作りました。 アイコン生成のスクリプト
この段階では「何か作れた」という成功体験が重要なのでこれくらいしょぼいアプリでもいいのです。むしろ、難しいものを作ろうとすると挫折するのでおすすめしません。

それから

ここまでくれば最低限のレベルまで行けるので、さらに挑戦したいことに挑戦できるレベルになっているかと思います(ただし、あくまでも初学者レベルですが…)。

YouTubeもやってます。
https://youtu.be/ZdXGEE44Opc


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